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シスプリVNI運営者への、?個の質問 β版

……これだけは、忘れないうちに。

始まりと終わり(1) / 始まりと終わり(2) /

「競作型・版権VNIサイト」の可能性? / 可能性は無限 / 今更のように「ROVNI」を考える / 「VNI低質化」の傾向と対策 / 私的恣意的解釈とか / 【『VNI』は『自殺』することが出来るのか?】について / 崩れる境界線 /

今更のように「ブログゲーム」を考える / 「ネットウォッチ」の本質的な問題点 / abstract --「抽象的」なオハナシ-- /

私信 / 「VNIアンテナ2」に関して / 「VNIアンテナ2」に関して(補足) / 『 VNIのジャンル分けデータ 』 / リンク報告(「パラレルは宝」) /

▲「仮面の宝庫」▲ ▲トップページ▲ ▲「バーチャルネット偽妹・眞深16歳」▲


 シスプリVNI運営者への、?個の質問 β版(2003/03/13追加)

 以前に見かけた『妹へ100の質問』とは視点の異なる質問を考えています。
 どの質問も、原則として「演じられたキャラクター」ではなく「演じている本人」に対するものです。
 答えることによって、その人のサイト運営に関するポリシーや版権キャラの解釈が見えてくれば……と思います。また、「シスプリ」を任意の作品名に置きかえれば、他の版権VNIにも応用できるようなものを目指しています。

 今のところ思いついたのは、こんな感じです。

  1. 最初に、演じているキャラの簡単な紹介をどうぞ。
  2. マイシスターは誰ですか?
  3. シスプリで好きなキャラを順番に並べてください。
  4. 雑誌連載、アニメ、ゲーム、同人誌などの中で、いちばん好きなシスプリはどれ?
  5. シスプリにハマったきっかけは?
  6. シスプリVNIを知ったきっかけは?
  7. シスプリVNIを始めようと決意した理由は?
  8. シスプリVNIをやっていて、良かったと思うことは?
  9. シスプリVNIをやっていて、困ったことや悩んだことは?
  10. あなたにとって、演じているキャラは、どんな性格だと思いますか?
  11. あなたにとって、演じているキャラは、シスプリの中でどんな立場にいるキャラだと思いますか?
  12. 特に似せようと意識しているのは、どんな部分?
  13. 元キャラのファンの人から大目に見てほしいと思うのは、どんな部分?
  14. 意図的にキャラを崩している部分や、自分なりにアレンジを加えた点はありますか?
  15. ずばり、あなたのサイトのセールスポイントは?
  16. サイトを運営するうえで心掛けていることや、戒めていることは?
  17. 今までの活動を振り返ってみて、反省点や改善したいと思う部分はありますか?
  18. 今まで書いてきた日記やテキストの中で、自分から見て最高だと思うものは? 1本だけ選んでください。
  19. 逆に、最低だったと思うものがあれば、1本だけ挙げてください。
  20. ホームページ作成や運営のうえで、自分が参考にしている・または影響を受けていると思うサイトや他の「お手本」(作家・タレントなど)はありますか? 差し支えがなければ教えてください。
  21. 1回の更新にかかる、平均的な所要時間を教えてください。
  22. 1日あたりの平均的なネット接続時間を教えてください。「毎日はネットを利用していない」という方は、他の単位でもOK。
  23. サイトの更新や閲覧・ネタ収集などに使っているツールで、オススメがあれば教えてください。(※これは漫画家さんにオススメの画材を尋ねるのと同じような意図で、他の人や私自身のサイト運営の参考にしようと思った設問です。)
  24. 差支えがなければ、自分が「面白い」「面白かった」と思うVNIを教えてください。シスプリ以外の版権VNIやオリジナルでもOK。また、現役かどうかも不問です。ただし、「リンク先全部」という回答は「パス」とみなします。
  25. キャラの口からは言えないような裏話やネタバレがあったら、こっそり教えてください。
  26. あなたの趣味は?
  27. あなたにとって、シスプリとは?
  28. あなたにとって、VNIとは?
  29. 今後のシスプリVNIに対する展望など。
  30. エロ許せますか?(Dr.Kさんのご質問)
  31. キャラの年齢は、どんな風にして決めましたか?
  32. ここだけの話、目標にしている・あるいはライバル視(≠敵視)しているサイトはありますか?

☆上記の質問にリストアップされていないものの中で、どうしても言いたいこと・伝えたいことがあれば、教えてください。

 ある意味、ひとつ下のコラムより物騒な内容かもしれませんが……、ひっそりとモニター回答者を募集中です。気が向いたら、ご協力お願いします。
 答えにくい質問や答えたくない質問や企業秘密も含まれるでしょうから、どれもパス可能ということで。(笑)

 また、追加の設問を思いついた方は、メールでお知らせください。気長にお待ちしています。


 ……これだけは、忘れないうちに。(2003/01/08)

 「自分の書いた意見が、どんな風に受け止められたか」は、やはり気になるもので。

 サイトの更新終了を宣言した後も、未練がましくアクセス解析を覗いてリンク元を行脚していたりする自分は、つくづく意志薄弱だなぁ……と思います。

 反応も様々だったんですが、激しく印象に残ったのはL.L.L@onlineさんのコメントでした。

>■無限に等しい膨大な情報の中で痛々しく愛を叫んだVNI バーチャルネット偽妹・眞深16歳、終了
http://mami-sp.hp.infoseek.co.jp/top.html#mami1230
>リピュアの下田屋つばめ監督からメールも届いたそうで。少しだけ幸せに終われてよかった。


 ……恐縮です。
 言われてみれば……かなり痛々しい書き方でしたね、確かに。
 それでも、本格的なVNI考察を始める前に弁解しておきます。
 「ネットへの幻滅・絶望や無力感」自体は、VNIを辞めた理由ではないんです。

 自分がネットに対して抱いている問題意識は、まるでベクトルが違う2つの要素から成り立っています。

 一つは、「情報が溢れかえる中で、一つ一つの情報やサイトの価値が極端に軽くなってしまっていないか? また、コンテンツを発信する側も、その場限りの退屈凌ぎではなく、見る者の印象に残るようなネタを作り、あるいは選んでいるだろうか?」……という疑問。
 これは、「送り手も受け手も、どれだけ真剣にネットと向き合っているか?」という、自問・自戒を含めたネット社会・オタク社会への根源的な不信感とも言い換えることができます。

 もう一つは、「マジメでも不真面目でも、どっちみち長い時間ネットにハマること自体が、日常生活や創造性に支障をきたす原因になる」という危機意識
 いや、むしろ真剣にハマればハマるほど、危険は増大するかもしれません。

 「どうせネットをやるならダラダラと惰性で続けるんじゃなく、真剣にハマったほうがいい」と言っておきながら、同時に「入れ込みすぎるのもマズい」と思っていたワケです。
 こんな矛盾を解決する手段として、自分なりに出した答えは……

 「太く短く、自分が定めた期限の中で全力を尽くして遊ぶ」ことでした。

 「眞深16歳」を立ち上げた動機や当時の心境については別の項で述べますが……、開設当初から密かに『ちよ74歳解題』を参考にしていました。
 あらかじめ終了時期を設定し、長期的なビジョンに基づいてサイトを運営するという方法論は、サイト運営にメリハリをつけるうえで効果的だと思います。
 ……とか言いつつ、開設3日後に落雷でモデムが吹っ飛んで漫画喫茶からの不定期更新を余儀なくされ、パソコン買い換えと共にリターンマッチと称して期間延長、さらにリピュア効果で再延長……と、予定が狂いまくりだったりしますが。(苦笑)

 で……話を戻すと。

 「眞深16歳」と「じいや23歳」自体は、すごく楽しかったんです。
 たくさんの人に見てもらえて、いろんな人たちと知り合えて、本当に幸せでした。

 まるでベクトルが違う2つの問題を混同させるような書き方をしてしまって、申し訳ありません。


 始まりと終わり(1)接触編(2003/01/10)

 昨年末のシスプリVNIオフで、「シスプリVNIをはじめたきっかけ」と「潮時」に関する話題が出ました。
 その時は答えそびれたんですが、印象に残っていた質問だったので、ここで遅れ馳せながら答えてみようと思います。

 まずは自分の「きっかけ」から。

 シスプリVNIに触れたのは、『好き好き大好きっ』さんで咲耶17歳ちゃんの存在を知ったのが初めて。12人の妹VNIが出揃うかどうか、という辺りですね。

 咲耶ちゃん・千影17歳ちゃん・春歌16歳(推定)ちゃんが中心になって繰り広げた大富豪の罰ゲームの話や、妹同士のレスの応酬が、すごく面白くて。
 すっかりハマったのと同時に、………………言いにくいけど、何人かのサイトには息切れも見えはじめていて、正直ちょっと「もったいない」って思ったんですよ。

 妹同士でネタを振りあって「横のつながり」という強みを活かせば、まだまだ全体的に面白くなるんじゃないの……?と、お節介にも考えてしまったワケで。

 そんな折。
 ちゃんが罰ゲームで演じた『バーチャルネットスパイ妹 眞深16歳』を見て、
「コレダ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!」

 って思って……そのまま勢い任せで現在に至ります。(笑)


 始まりと終わり(2)発動編(2003/01/11)

 で、今度は「終わり」とか「潮時」の話。
 気が重いかもしれませんが、航くんも
「今は永遠じゃないんだ。いつか祭りは終わる。そして、それぞれが歩き出す」
って言ってますし。

 さて。
 版権VNIが「終わり」を迎える理由は、大きく分けて3つあると思います。

 真っ先に挙げられるのは、運営者自身の事情や都合により、定期的な更新が物理的に不可能になった場合。
 版権キャラに限らず、VNIやウェブサイト全般について言えることですね。
 学業や仕事や家庭で多忙になったりパソコンが死んだりと様々な要因が考えられますが、こうした事情による活動停止に関しては、運営者が後ろめたさや罪悪感を持つ必要はないと思います。
 ウェブサイトは、実生活を犠牲にしてまで存続させるべきものではないですから。

 やむをえない事情で中断・停止する場合は、その旨をハッキリ告知したほうがいい……と、個人的には思います。
 たしかに別れは辛いですし、周囲の人たちも存続を惜しんでくれるでしょうが、ウヤムヤのまま放棄すると「終わった」ことが認知されにくく、別の人が同じキャラを使ってVNIを始めるのを尻込みさせる遠因にもなりうるからです。
 もちろん、春歌・四葉・鞠絵のように同キャラの共存も可能ですが、やはり先駆者への遠慮やプレッシャーもあるでしょうから。

 因みに……白雪15歳ちゃんが「外巻き」に改名した理由も、暗に「他の人が新しく白雪を始めるのも歓迎します」というメッセージが篭められていたそうです(本人談)。
 もちろん、外巻き白雪ちゃんが復活してくれたことも喜ばしいことですが♪

 ただし。
 例外的に言えるのは、「定期的な更新ペースを維持できる確証なしに行き当たりばったりで始め、息切れして自然消滅するのは好ましくない」ということ。
 1日限定のネタVNIなら話は別ですが、ある程度以上の期間を見込んでVNIを演じようと思うなら、「ネタ収集や更新に要する時間の確保」や「運営スタイル・ペース」について中長期的な見通しを立てるのが必須。それが出来ないようなら、最初から始めないほうがいいと言えるでしょう。
 自分が演じているキャラの魅力や特色を自分なりにつかんで、長期的に引っ張っていけるネタを選んでいく……というのも重要ですね。

 ちょっと脱線的な例を。
 咲耶17歳ちゃんを演じている人が、こんなことを話していました。
「キャプテン翼、肉と来たから、次は男塾かな?」

 咲耶ちゃんの人は「シスプリを見ていると頭の中で肉の場面に自動変換されてしまって困るという名言も残しているんですが……それは置いといて(笑)、
 しっかりと「次のネタ」を視野に入れているのは、敬服に値します。

(「依頼メール」の裏話にも度肝を抜かれたんですが、これは御本人が明かしてくれる日を楽しみにしています♪)

 ……ありり?
 「終わり方」の話が、いつの間にか「続け方」にすり替わってますね
 この話は、後で別の項を設けて移動します。

 版権VNIが「終わり」を迎える理由、その2は……

元ネタの作品に対する人気や注目度が下がり、オフィシャルの商品展開も出尽くして、ネタ切れや停滞感が蔓延した場合」ですね。
 あんまり個人的には好きな言葉じゃないんですが、「ジャンル効果が途切れた時」と言い換えれば分かりやすいでしょう。

 この点においては、シスプリVNIは非常に恵まれています。
 もともと『電撃G'sマガジン』や同人・ネットで恒常的な人気の地盤を確保しているうえに、ゲームの新作、アニメ『リピュア』、シスプリ最萌トーナメント……と、これでもかというほど新ネタが続出しているので。
 また、サイト間のレスの応酬やチャットでの交流といった「横のつながり」も盛んなので、当分の間は大丈夫だと思います。

 ただ、他のジャンルの例を見ると……
 「ジャンルの衰退」が始まったときは、「ニュース」や「交流」への依存度が高いサイトほど消えるのが早く、ジャンルに依存しない独自の運営スタイルやネタを保持しているサイトが生き残る……という傾向が見られるようです。

 葉鍵にしても月姫にしても、メインキャラよりサブキャラのほうが長続きしやすいというのも、興味深いですが。
 これは元キャラの人気によるプレッシャーが比較的軽いうえ、運営者自身が元キャラを自分なりに消化して演じやすいからではないか?……と、個人的には解釈しています。

 そういった意味で、独自のスタイルを確立しているだよもん星人さんやさっちんは凄いと思うのです。

 ……シスプリに話を戻すと。
 3月には新作ゲームも2本出るので、まだまだネタには事欠かないと思います。
 ただし、シスプリファンサイトのプレイ日記やレビューに対して差別化を図るため、もしゲームをネタにするのであれば、キャラ独自の視点による評価が期待されることになるでしょう。

 それでも……いずれ、シスプリVNIの世界にも必ず「終わり」は訪れます。個人的な事情によって中断や終了を余儀なくされることもあるでしょう。
 終わりがあるからこそ、それまでの限られた時間が大切に思えるわけで。

 漠然とでもいいから、「終わり」について思いを巡らせてみてください。

 そして、「終わり」の要因、その3。
 これも版権VNIならではの事情といえますが……、

 サイト運営者の人格や主張が投影されすぎて、モデルにしたキャラに対するイメージの乖離や「バーチャルネットアイドル」というスタイルからの逸脱を起こしてしまった場合。

 ありていに言えば、
「このサイトは面白いんだけど、別にVNIじゃなくてもいーじゃん」
っていうパターンです。

 後で別項を設けて書きますが、版権VNIは「モデル忠実再現型(性格演技型)」「ネタ・ニュース型」「自己投影・主張型」という3つのタイプに大別されます
 もっと正確に言えば、ほとんどのVNIには上記の3タイプがそれぞれ異なる配合比でブレンドされていますし、ごく稀にキャラ名を名乗ってるだけで何も考えちゃいねえ人が存在するかもしれませんが。

 「眞深16歳」および「じいや23歳」の場合、元キャラの性格に似せることは途中で放棄して、主に「ネタ・ニュース型」「自己投影・主張型(仮託型)」の体裁を取っていました。
(もっとも、性格はさておきシスプリの作品世界における「眞深」と「じいや」の立場や役割を、VNIの世界に置き換える形で再現できたのではないか?と、密かに自負していたりはします)

 ……しかし、当時は「私」個人のウェブサイトを運営していなかった所為もあって、「私」の実生活や考えていることを、キャラの言葉に翻訳して載せただけ……という感じのテキストが、次第に増えていきました。
 たとえば「眞深」というキャラを忠実に再現しようとするのであれば、本来なら開設初期のキャンプ日記みたいなテイストの文章を多めにすれば良かったんですが。実際にはオタ日記色が激しくなってますよね……(苦笑)。
 おそらくリアルの友人知人が「眞深16歳」を読んだら、「これはVNIではなく、まるで日記だ!」と叫ぶこと請け合いでしょう。(笑)

 余談ついでに言い訳しとくと、音ゲーネタが非常に多いにも関わらず『バーチャルネットビーマー・セリカ16歳』とか『ツガル13歳』とかを演ろうとしなかったのは、ひとえに『版ッ!権ッ!』のコナミが怖かったからです。(爆
 同じ理由で、今後『ときメモ』シリーズや『幻想水滸伝』系のVNIが出てくることも、まず有り得ないと思いますが。(苦笑)

 ……それはさておき。
 「眞深16歳」を運営しつつ、4年来のネット歴や以前に関わった同人サークルとギャルゲーファンサイトの運営体験、あと(ピー)年に及ぶオタク歴を振りかえってみて、色々と思うところあったんですよね。
 同時期にリアルの友人と似たような問題で話し合ったことがあって、色々な考えが一つの線でつながってまとまり始めて、「このままでいいんだろうか?」っていう危機感に結びついて。
 ついつい、「眞深16歳」という仮面越しに、「私」の本心をぶちまけてしまった……というワケです。

 自分でもハッキリ自覚していますが、ああいう形で話したことは、如何に正しいとしても所詮は「虎の威を借る狐」にすぎません。
 発言の場自体が「眞深」および「眞深16歳」の知名度に寄りかかったものですし、また版権VNIの発言に対する不満や反発は表面化しにくいという傾向も、ある程度は承知していました。
 「だから」ああいう形をとった、というわけではありません。むしろ知っていたからこそ、「虎の威を借る」のには抵抗がありました。
 それでも……やはり、言わずにはいられなかった、というか。

 いずれにせよ、サイトの中心的なコンセプトや興味が変わったら、同じ外枠を維持したまま続けるのは自他双方に対する欺瞞だといえます。
 また、「シスプリVNI」という世界の中だけで今のような話を続けることが「井の中の蛙」だということも重々承知していますので、いずれ「README!」等に参戦することも考えています。
 結果だけを見れば、うちの場合は「発展的解消」とも言える……わけですが、本来はネット自体から暫く手を引くはずだったんですよね。う〜む、意志薄弱。

 ……またもや手前味噌な話ばかりになってしまいましたが。
 多くの場合、VNI運営者の方々は、それと並行して自分自身のサイトを運営することによって、「人格」や「話題」を上手に使い分けています。
 また、どうしても発言の裏の意図やネタバレを書かずにいられない!という人は、「楽屋」を設置してみるのも良いでしょう。
 それでも、どうしてもサイトの主たる活動がVNIの範囲を逸脱してしまうようであれば……潔く、VNIというスタイルからの脱却を図るべきかもしれません。
 これもまた、一つの「潮時」ということで。

 以上、参考になるんだかならないんだか微妙な、私なりの「潮時」論でした。


 「競作型・版権VNIサイト」の可能性?(2003/01/08)

 これはあくまで、版権VNIをネタサイト・ニュースサイトとして盛り上げる場合の方法論……として読んでほしい。

 多くの場合、VNIを演じる上で最大のネックになるのは、「定期的に更新できる時間が確保できるかどうか」と、「始めた以上は継続しなければいけないというプレッシャー」だろう。

 対処法の一つとして、同じキャラの「更新」を複数の人間が受け持つことによって、一人あたりの労力や責任を軽減したり、サイト継続のプレッシャーを減らす……という運営方法もアリなんじゃないか?と思う。
 やる気のある管理人がサイト運営を仕切るという前提で、

 ……といった具合。
 なお、裏技として同じ執筆者が複数のキャラハンを使い、それぞれにおいて別の個性を演じ分けるのも認められるべきだろう。

 このシステムを採り入れれば、同じキャラでもキャラハンごとに性格や持ちネタが異なり、多彩なコンテンツを楽しめる……かも?

 この方法でも、やはり管理者には一定以上の力量と労力が要求されるはず。
 テキストの編集やHTMLへの変換・編集や、他の投稿者との連絡といった、単独運営では必要ないような「作業」も出てくるだろう。
 しかし、少なくとも同じ人間がネタに詰まって立ち往生するというリスクは軽減されるはず。

(※パスワード制の自動投稿システムを採用する、という手段もアリか?)

 それにもちろん、関係者全員がサボりつづけたら「葡萄酒の樽が真水で満たされる」ような事態も起こりうるので、手放しにはオススメできないけれど。
 オリジナルキャラのVNIとは違い、元ネタが存在するからこそ可能な運営システムとして、一考の価値があるのではないだろうか。

 ……誰か、試しにやってみませんか?


 可能性は無限(2003/01/14)

 10分で更新するテストを兼ねて、最近注目しているVNIサイトの紹介など。

バーチャルネットアイドル悪魔超人 アシュラマン22歳

 元ネタへの愛着と勢いがあれば、流行り廃りなんて関係ないという好例。(昨今の肉ブームも関係してるとは思いますが)。
 むやみに肉801本に詳しいサンシャインを応援します。(笑)
 ちなみに、『キン肉本』みたいなツッコミ謎本的同人誌も面白いですよー。

バーチャルネットアイドルユニット テキッ娘。

 日替わりで5人のキャラがパーソナリティを務める新感覚のVNIユニット。
 ヲチスレでは否定的意見が強いようだけど、高望みしすぎじゃないかと。個人的には、こうした試みはすごく好きだし、応援したいと思います。


 今更のように「ROVNI」を考える(2003/01/19)

 まず最初に断っときます。
 自分は『ラグナロクオンライン(以下ROと表記)』のプレイ経験ゼロです。
 あくまで門外漢から見た問題認識ってことで、そこんとこヨロシク。

 かつて「ちゆフォーマット」を使ったROVNI(ラグナロクオンライン系バーチャルネットアイドル)が大増殖を起こし、「VNIの低質化問題」として取り沙汰されたことは、まだ記憶に新しい。
 でも、なんだか妙に論点がズレてるというか混線してるように見えた。

・「ROVNIの増殖」自体は、「VNIの低質化」の直接の原因ではない。
・ただし「版権VNIのサイトがROの話題一色に染まる」のは大問題。

 ……自分の正直な見解は、これだけ。

 まずは「ちゆフォーマット」を使った生粋のROVNIについて。
 他の量産型VNIについても言えるけれど、VNIの増殖そのものは、目くじらを立てるほどの問題ではない。むしろ歓迎すべきだと思う。
 なるほど確かに「量産型VNI」には魅力を感じないものが多い。特に、現在100以上あると言われるROVNI(参考:「RO系VNIアンテナ」)のほとんどは、SS(スクリーンショット。画面写真)とキャラクターのステータス画面を並べて、ありふれたキャプションやレベルアップやアイテムの話を書き連ねた重い画像日記にすぎず、面白いと思えるサイトは数えるほどしかなかった。
(ROプレイヤーが必然的にブロードバンド利用者であることを考えれば、ROVNIサイトの運営者が非プレイヤーのナローバンド利用者を忘れがちになるのも無理はないと思う。そういう意味でも「プレイヤー以外お断り」なのだろう)

 しかし、サイトが「低質」かどうかは、結局のところ運営者のセンスや努力と、そして見る側の興味や理想とのギャップの問題だ。

 『ちゆ12歳』の功績は、「彼女」のサイトそのものが面白かっただけではなく、運営者・閲覧者双方に対し、きわめて効率的にデザインされた「ちゆフォーマット」を確立したことにもある、と思う。
 画期的な発明は、それだけでは文明の進歩に寄与しない。量産化されて広く普及したとき、初めて現実のものとなる。
 たしかに数え切れないほどのVNIが生まれ、見るべき価値のないものも増えたかもしれない。
 でも、それがどうした?
 『ちゆ』という個性に縛られない、もっと多彩な面白い何人ものVNIに巡り会えたじゃないか。
 「つまらない」と思うなら、見なければいい。
 少なくとも見る側にとっては、愚痴ってる暇があったら自分が有意義だと思えることに興味と時間を向けることをお奨めする。

(※別項にて、本項とは矛盾するようにも見える「低質化」論をアップする予定。ただし論旨は一貫しているので、悪しからず)

 話を戻そう。
 同じ架空のキャラによる日記サイトという点で「ちゆフォーマット」と「ROVNI」は相性がよく、なおかつ時期的に偶然噛み合っただけにすぎない。
 生粋のROVNIは、そのほとんどがROプレイヤー以外に見られることなどハナから意識していない、内輪向けのサイトなのだから、部外者は関わらなければいいだけの話なのだ。

 もちろん、ROVNIの中にも、門外漢の自分から見て面白いサイトは幾つかあった。
 バーチャルネット大司狂聖・レイホウ(泪花)19歳バーチャルネットアコライトさやさや16歳、それから……
 バーチャルネットアイドルのるぅりん☆6歳、とか。(笑)

 VNIではないサイトのRO日記にも言えるけれど、「面白いサイト」に共通して言えるのは……
「ただ単にSSやステータスやキャラの成長話を並べるだけではなく、ネタとして上手に脚色・料理したものや、キャラクターの性格・個性が確立され、テキストに反映されたもの」であること。
 たとえば某サイトのRO日記。本当は大聖堂に大勢のキャラが集まってチャットをしていただけなのに、大嘘のキャプションを並べたててテロリストによる大聖堂占拠事件をでっちあげたのを見て、爆笑したことがある。
 また、上に挙げた「面白いROVNI」にしても、データに依存しない部分でキャラクターが立っていて、プレイヤー以外の目から見ても楽しむことができた。
(こういう評価基準になるのは、自分がテーブルトークRPGの経験者だからかもしれない)
 素材を生のままで客に出すのは素人。うまく料理してこそウェブで公開する意義がある……と、個人的には思うのだ。
 あくまで部外者の贅沢な注文だけれど。

 「るぅりん☆」には、ネタバレを読んで惚れた。(笑)
 明確なコンセプトに基づいたメタVNI、ということで。

 ただし、今までの話は、生粋のROVNIに限った話。
 「版権VNIのサイトがROの話題一色に染まる」のは、個人的には好ましくないことだと思う。

 たとえば『AAA』というゲームの○○○というキャラを演じるVNIサイトがある。
 『AAA』にハマって○○○のファンになった人が、たまたまネットで『バーチャルネット○○○』のページを見つけたとする。
 ところが、そのページは『AAA』と何の関係もない、ROのプレイ日記と化していた。
 ……さて、どう思うだろうか?

 当事者にしてみれば耳が痛い話だと思うけれど、要はそれだけのことだ。

 「版権VNI」も運営者自身が楽しみたくて始めることには変わりないし、元のキャラを完全に再現するのは絶対に不可能だから、運営者の裁量である程度ズレたりアレンジされるのは自然であり当然だと思う。
 だけど、その一方で、版権キャラの名前を背負っている以上は、そのキャラのファンが見ていることを忘れないでほしい

 ……もし万が一、「版権VNIとしてのネタは尽きたけれど惰性で名乗りつづけている」というのなら。
 そのときは、看板を見直してみるべきかもしれない。

 蛇足な追記。
 シスプリVNIの大富豪→罰ゲームネタは、「参加者以外でも楽しめるように、ネタとして上手く料理されていた」という点が面白かった。


 「VNI低質化」の傾向と対策(2003/01/19)

 『あずまんが大王』と『ぱにぽに』の比較は、VNIへの例としては的外れっぽいのでボツ。
 ただの漫画評論になってしまったので、それでも構わないという人はソースを覗いてみて下さい。(笑)

 前項で、「VNIの増殖そのものは『低質化』の直接の原因ではない」と書いた。
 ……けれど、もしも大勢の人たちが何も考えずにサイトを作成・運営しているのであれば、話は別だ。
 なぜなら量産型VNIサイトもまた後続の人にとっては「お手本」になるため、無思慮・無計画・無個性なサイトが増えれば増えるほど「劣化コピー」が増えやすくなるから。

 運営者が自分なりにポリシーを持って、現状維持なりレベルアップなりを意識的に行えるのなら、その結果としてのサイトの現状は最大限好意的に評価されるべきだと思う
 なにも自分のように堅苦しく考える必要はない。
 面白いサイト・理想のサイトは決して一つの形に捕らわれず、無数に存在するのだから。

 たとえば、ごく普通の日常生活や独り言を綴った日記サイト。一切のギャグも起承転結も情報価値もないとする。
 それでも、そのサイトには立派な存在意義がある。そのサイトが存在することで、安らいだり癒されたり励まされたりする人がいるからだ。

 けれど、まったく何も考えず安易に作られたサイトは、来訪者に何の感慨も与えないばかりか、「これくらいなら自分にも作れる」という歪んだ自信を植えつけてしまう危険性すら孕んでいる。
 もしも現役のVNIサイトがこぞって姿を消し、代わりに何のポリシーもコンセプトもないVNIばかりがネットを席巻するようになったとしたら、自分はVNIの世界を見限るだろう。
 「つまらないサイトが増えたから」ではなく「まだまだ多くの面白いサイトに巡り会いたいから」という理由においては、自分も「VNIの低質化」を否定できないし、憂慮していると言える。

 ……だからと言って、傍観者が「低質(に見える)サイト」を糾弾しても不毛なだけだ。
 必要なのは、理由や根拠を伴わない罵倒ではなく、具体的な改善意見やサイト運営のノウハウなのだと、自分は考える。
 そして、サイト運営者が自分自身のポリシーや運営方針を明かしてみせることは、少なからず他のサイト運営志願者に対して好影響を与えるのではないか?とも考える。

 ここから口調チェンジ。(笑)

 そこで……自分なりに考えた末の提案が、前にアップしたシスプリVNI運営者への、?個の質問 β版
 既に数名のシスプリVNI運営者様から回答をいただいていますが、それぞれのキャラクター観・サイト観が個性的で、たいへん参考になりました。

 もちろん、回答を強制・強要するつもりは、断じてありません。
 サイトの運営者にしても閲覧者にしても、こうした「手の内バラし」を好まない人は少なくないでしょう。扱い方によっては「金の卵を産む雌鳥の腹を裂く」ような、諸刃の剣であることは重々承知しています。

 ……が、実を言うと。この質問は答えを公開せずとも、それぞれの設問について自分のサイトと照らし合わせ、考えてもらうこと自体に意義があります。
 また、これから版権VNIを始めようとする人にとって、方向性を決めるうえでの参考資料になれば幸い、という意図も含んでいます。
 「シスプリ」や「妹」を適宜適切な言葉に置き換えれば、他のジャンルにも応用可能だと思います。気が向いたら試してみてください。

 また、別の形でサイトを盛り上げる方法も、たくさん存在するはずです。
 決して「マニュアル」を提示するつもりはないので、皆さんも自分なりの方法でVNIの楽しさ・面白さを追求してみてください。


 私的恣意的解釈とか(2003/01/22)

 言いたい放題言ってるように見えて割と小心者なんで、ツッコミや反論をいただくと安心します。
 「フツー逆だろ?」とか言われそうですが。
 そんなわけで、今日は亜季さんが提示して下さった意見(「お約束通り、今日は量産型VNI界全体のみを考えたお話」)を、私的かつ恣意的に解釈してみます。

>私はこう考える『量産型VNI界のみを考えるのなら完全な解答は不要』
>量産型VNI界というものにとって必要なのは各サイトの質ではなくて
>提出されたVNIという解答の量

 この主張には全面的に同意です。

>私が思うに、VNIの低質化とは劣化コピーが多数誕生してしまう事ではない。
>VNIの低質化とはたとえどのように無能な劣化コピーであろうとも、
>特定の閲覧者集団に対して、ある程度の注目を浴び、
>日の目を見ることが可能なスタイルのサイト群が成立してしまったことを指す。
>葉鍵,RO系がいい例。
>また、ここに先天的にVNIが抱えるジレンマがある。

 これはつまり、巧拙を問わずに「ジャンル」として一くくりにされ、一種の「連帯責任」が生じる……ということでしょうか?

 以下、やや詭弁っぽい言い回しになりますが。

 自分が思うに。「低質化問題」とは、そのサイトやサイト群を見て「低質だ」と思う人間が存在することによって、初めて生じるものです。要は、観測者とその主観の問題。
 ひどい言い方になりますが、どんなに稚拙なサイトでも、作っている本人が満足していて、なおかつ誰も文句をつけなければ、そのサイトは「低質ではない」ワケです。

 さて。ここでサイトの名前に「バーチャルネット〜」がつくと、話は少々ややこしくなります。
 たとえばROの1プレイヤーが、特に深く考えずに「ちゆフォーマット」の形式だけを流用した、マイキャラの自己紹介&プレイ日記サイトを立ち上げたとします。サイト名にも、流行っているから何となく「バーチャルネット〜」をつけてみた、とします。
 こうしたケースでは、サイト運営者本人は「バーチャルネット〜」を名乗っているにも関わらず、自分がVNIを演じているという自覚がないことになります。

 ここで、運営者と閲覧者の間に認識のズレが生じます。
 「バーチャルネットアイドル」というジャンルの愛好者たちにとっては、「バーチャルネット〜」を冠するサイトはすべて「自称VNI」として認識され、評価の対象になる。
 しかし、運営者本人たちにはVNIとしての自覚がない、あるいはそもそもVNIとは何なのかすらロクに考えていない。

 こうした認識のズレが双方にとって意識されないまま、閲覧者側は「低質なVNIサイト」を批判し、それが昂じて「VNI界が低質化した」と嘆くことになる。が、これは同時に、見られる側にとっては「余計なお世話」であるのかもしれない……と。

 ここまで極端ではなくても、ジャンルを問わず潜在的に眠っている問題なのかもしれません。
 もちろん、運営者が頑張っていても未熟なサイトだってあるし、本人や常連さんが「面白い」と思っていても、他の閲覧者(特に、こういう形で名前を出すのは恐れ多いですが……『ちゆ12歳』や所謂「四天王」「五天王」などの老舗VNIと比較する形で、量産VNIの存在自体を酷評する人たち)から見れば、「取るに足らない低質なサイト」と斬り捨てられてしまうものも多いでしょう。決して他人事ではありません。
 でも、「量産VNI」が存在する以上、サイトの「質」にバラつきが生じるのは仕方ない……というか、当たり前のことだと思うんです。

 ……こんな屁理屈スレスレの奇矯な論理は、秋子さんが「ほかん庫」を閉鎖した理由を読んだ時の違和感に端を発しています。

「VNIが好きだからといって、必ずしも現存する『バーチャルネット〜』すべてをフォローしなければならない理由はあるんだろうか? 気乗りしないものを無理矢理『好きなもの』の中に含めてしまうと、自己矛盾や自縄自縛に陥るのではないだろうか?」……と。

 秋子さんが苦悩の末に「ほかん庫」閉鎖を決意されたのは周知のとおりですが、彼女だけではなく「VNIというジャンルの愛好者たち」にも、同じようなジレンマに陥っている人は少なくないのではないでしょうか?

 何度でも繰り返しますが、「自分にとって無価値だと思うものには、関るだけ無駄」(ただし、自分にとって無価値でも、他の誰かにとって価値があるものは、この世に幾らでも存在することを忘れてはいけない!)というのが、私の持論です。
 そのうえで、私自身の考える「低質化問題」とは運営者の力量ではなく、自覚や覚悟の問題である、と、改めて付け加えておきます。

 仮定の上に仮定を重ねるような話になってしまって恐縮ですが。
 もしも「VNI低質化問題」が、こういった一種喜劇的な誤解の上に生じているのだとすれば、事態の収拾は意外に簡単だと思います。

 まず、閲覧者側に提示される選択肢は2つ。
 その1、自分から見てVNIの名に値しないと思われる「バーチャルネット〜」はシカトする。
 その2、「VNIかくあるべし」という持論をぶちあげて、啓蒙運動に勤しむ。

 逆に、「バーチャルネット〜」運営者の選択肢は3つ。
 その1、部外者の意見はシカトして、気の向くままに活動を続ける。
 その2、自分のサイトが「バーチャルネット〜」を名乗るに相応しくないと思ったら、非VNI形式のサイトに路線変更する。
 その3、他者に見られることを念頭に置いた、本格的なVNIに路線変更する。

 とにかく、「互いに干渉しない」という選択も有りってコトです。これは決して後ろ向きな話ではないと思いますよ。(ある意味、果てしなく冷酷な解決策とも言えますが)

 たしかに前掲の「今更のように「ROVNI」を考える」は、どう見ても「非プレイヤーが見ても楽しめるようにサイトの在り方や見せ方を工夫してくれ」と書いてるようにしか読めない内容だったので、いくばくか反省しています。
 たとえば私が他人の書いた音ゲー日記を読んで、「この曲をクリアした」「この曲が好き」といった話だけ(単なる曲名の羅列とか)でも楽しめるように、「SS貼りつけ、以上終了」系のサイトにも需要があって不思議ではないと思いますし。

 うっかり書き忘れてしまったんですが、まったく逆のアプローチとして部外者や予備知識のない人間には構わず、関係者向けに特化したサイト運営を行うのも「正解」の一つではないか?……と、ここで付け加えておきます。
 その場合でも、もちろん内輪向けなら内輪向けなりに面白くするノウハウというものは生じてくるんですけどね。
 いずれにしても、「どんな相手に見てもらうか」を想定し、自分が思い定めた「読者」を楽しませるために努力を払うという点は共通してくるワケですが。

 今回のテキスト、「反論」ではないと思います。千鶴さん亜季さんの主張には、共感できる部分が多いですし。今後の展開にも期待しています。


 【『VNI』は『自殺』することが出来るのか?】について(2003/02/10)

 バーチャルネット・アルケミスト はるか13歳 さんの2月10日付け日記、「『VNI』は『自殺』することが出来るのか?」が興味深かったので、私見を少々。

 この問題は、ネット上に露出している「バーチャルネットアイドル」自身(=端的に言えば「アップロードされているデータ)を「書き手」=「創造主」(いわゆる中の人?)と同一視するか否かによって、解釈が大きく変化します。

 中の人も含めて「VNI」と定義するのなら、広義には閉鎖や更新停止のすべてが「自殺」と見なされます。
 ただし、実際には「中の人」が現実世界での事情によってVNIを続けられなくなり、辞めるというケースが大半を占めるため、「自殺」というネガティブな表現には語弊がある……と、考えます。

 次に、VNIのキャラクター自身を独立した存在と考えた場合は、「他殺」でしか死ねないのではないか?という問いについて。

自分の生死や意見についての全権を創造主によって握られているVNIには、その創造主(書き手)によって他殺されない限り、『自殺』なんてのは不可能なのではないのでしょうか?

 たしかに現時点では、「人間の力を借りずに独力で物を考えてテキストを書き、自動更新を行う人工知能」によるVNIの存在は確認されていません。
 ゆえに、自分自身の「意志」を持たない存在に「自殺」はありえないというのは、一面において正しいと思います。

 ……唯一の例外は。
 「中の人」=書き手であり演技者である人が、多重人格的思考によって、自身のパーソナリティとは異なる「VNI固有の人格」を、その内部に築き上げている場合だと思います。
 この場合は、「VNIとしての人格」が行き詰まりや絶望を感じた時にギブアップすることで、擬似的な自殺が成立するのではないか?……と思うのです。

 「だからどうした」と言われたら実も蓋もないですが(笑)、「崩れる境界線」に続きます。


 崩れる境界線(2003/02/10)

 前項(【『VNI』は『自殺』することが出来るのか?】について)とは、たぶん正反対のベクトルを持った話。

 一般に、VNIは「仮想の」存在だと言われています。
 あまたのVNIが、トップページに「実体を持った〜〜よりも空想の〜〜が好きだ!という〜〜な方のために」という口上を掲げているように(もちろんちゆ12歳ちゃんへのオマージュという意味も大きいですが)。

 ところが実際には、VNIの発言が「現実」に対して干渉するというケースが少なくありません。その大半はオタクな方面になりますが(笑)。
 たとえば、自分は『ちゆ12歳』ちゃんの影響で早起きしてガオレンジャーを観るようになった憶えがあります。
 また、週刊少年チャンピオンで連載中の『エイケン』は、『ちゆ』ちゃんに紹介されたことで興味本位のファンが生まれたことも、早期打ち切りを免れた大きな要因だと言われています。そこまで本当に決定的な影響力があったかどうかは定かでないとしても、『ちゆ』ちゃんに触発されてエイケニストになった人が実在することは確かです。

 ……で。
 ここでクローズアップしたいのは、サイトが持つネームバリュー。
 もし仮に、複数のサイトの管理人さんが、まったく同じ話題に関するテキストを書いたとします。どこのサイトの文章が、もっとも多く人目に触れるでしょうか?
 答えは簡単、読者数が一番多いサイトです。(この「読者数」には、「そのサイトの常連さんが、リンクによって記事を紹介し、新たな閲覧者を呼び込む可能性」も含めて考えます)
 同じ個人運営のサイトで言えば、中小サイトよりは大手サイトの方が「発言力」が強い……と言えるわけです。
 また、VNI(特に版権VNI)は、一般のサイトよりも注目されやすいというアドバンテージを持っているため、同規模のサイトよりは「発言力」が強い、ということになります。ただし……今でもなお、「VNIだから」というだけで神通力を発揮できるかどうかは疑問ですが。

 さて。
 数あるVNIサイトの中で、掲載されたテキストの全てが現実とは全く縁のない「完全に仮想で架空の内容」である所は、ほとんど存在しません。
 ありていに言えば、VNIサイトの大半は、日記やメモの中で「現実」に関して言及しているわけです。
 社会情勢、スポーツ、漫画・アニメ・ゲームの話題……そうした「現実」の事象に関するVNIの発言が、読者の思考や意見形成や趣味に対して、直接・間接に影響を及ぼす。
 それはつまり、「仮想の存在」であるはずのVNIが、「現実」に対して干渉を果たしているわけで。

 ……これって何だか、スゴいと思いませんか?

 その意味とか功罪とか是非については、これを読んだ人それぞれで考えて判断してほしいので、オチをつけないまま終わります。


 今更のように「ブログゲーム」を考える(2003/01/18)

 最近、都内を中心に「骨のない魚」が売れているという。
 病人やお年寄りの為に開発(?)された商品。いったん魚を開いて骨を取り、食用の接着剤で元に戻して市場へ。
 骨を取り除く手間が省け、喉に刺さる心配もないというアイデア商品だ。

 しかし、首を傾げる人も少なくない。自分もその一人だ。
 もしも「骨なしの魚」が一般向けの市場にも普及して、「食用の魚には骨がない」という認識が広まってしまったら、「骨ありの魚」は危険物扱いされやしないだろうか?
 たとえば幼児に与える食事で「危険を避けるために」と「骨なしの魚」を与えつづけたら、その子供はいつまでたっても「魚から骨を取って食べる方法」を覚えないだろう。
 そんな風に育った人が、知らずに「骨ありの魚」をパクついて、骨が喉に刺さって怪我をしたとしたら?
 責められるべきは、骨を持った魚ではない。その人が食べつづけてきた骨なしの魚でもない。
 知らなかったとはいえ、骨なしの魚を「それが当たり前」だと思って食べつづけてきた本人が悪いと、自分は考える。
 あくまで仮定の話であり、今は杞憂にすぎないのだけれど。

 さて、本題。ブログゲーム理論の話である。
(※「ブログ」=ウェブログ、個人日記サイトの俗称)

 以前に『じいや23歳』のメモで紹介した、『愉快な神父さん』の特集『楽して作るミリオンヒットサイト』に関して。
 各処で意見や感想は出尽くしているけれど、自分なりの見解も出しておきたかったので。

 特集の中で
「他人の文章を読むときは常にそうあるべきですが、全てを鵜呑みにするのは危険です。試す場合は自己責任でお願いします。(〜中略〜)「いかに中身が無いサイトを、いかに楽して、いかに大手に育てるか」が命題です。決して「正しいブログの作り方」ではありません
……と明記されているように、『楽して作るミリオンヒットサイト』は、あくまで「人の流れのコントロール」に焦点を絞ったカウンターマジック理論にすぎない
 にも関わらず、否定的な感想や反応が頻出したというのは、おそらく

「自分がマジメに頑張って苦労して創意工夫して更新してるのに、人の流れをコントロールするだけの連中にアクセス数で負けるのは間違っている。納得いかん。けしからん」

……という類の、感情的反発に起因するものではないか?と思う。
 ブログゲームのノウハウが有効であることを認めつつ、「そんな方法でアクセスを伸ばしても面白くない」という意見は、その象徴だといえる。

 自分もアクセス増加それ自体を目的としたサイト運営には興味がない
 暴論を承知で言えば、百人の一見さんよりも十人の常連さんに見てもらったほうが嬉しいし、一言でも意見や感想が貰えたらもっと嬉しい。「どれだけ多くの人に来てもらうか」よりも、「来てくれた人に何を伝え、どれだけの物を残せるか」にこだわりたいから。
 それでも、あえて確認しておきたいことがある。

 「人気サイト」は必ずしも「中身があって面白いサイト」とイコールではない。
 しかし同時に「地道な努力の有無」と「要領の良し悪し」も、また別問題なのだ。

 どれだけ情熱をこめて作ったサイトでも、見てもらえなければ意味はない。
 ひどい例えだが、洞窟の奥深くにこもった芸人がいたとする。どんなに巧みで面白い芸の持ち主だとしても、彼は自分から外に出ていかない限り無名のままだろう。
 本気で自分のサイトを大勢の人に見てもらおうと思えば、やはり「営業努力」は必要なのだ。
 そのためのノウハウとして割り切るのであれば、『楽して作るミリオンヒットサイト』は非常に有効だと思う。

 ただし、問題は別の部分にある。それは、
「ブログゲームの遂行手段自体が、意外に手間ひまを要するものである」ということ。

 毎日の更新を、取材も含めて30分以内で「手軽に」こなす、というのは、簡単なようでいて難しい。
 単にテキストを打ち込むだけでも、1時間や2時間は平気で考え込む人も多いし、リンクの確認作業も数が積もれば無視できない時間を食うことになる。
 キリバン祝辞だって、おざなりにならないように真心を込めて祝おうとすれば、メッセージを考えるのにも時間がかかるし。
 いずれにせよ、相当に手馴れた人間でなければ「更新」そのものが大きな手間であるということを、『楽して作るミリオンヒットサイト』は軽視しているように思えるのだ。

 「考える時間」「推敲する時間」を極力減らし、条件反射で作業的に更新するか、さもなくば常時パソコンが使える環境に身を置いて高性能のパソコンとツールを用意し、ネットに骨を埋める覚悟で運営するか?
 いずれにしても、そこまで割り切りとオンラインに特化した日常生活ができている人なら、何をやっても大丈夫だろう。「楽してミリオンヒットサイトを作る」のも自由だし、それだけで不満ならばサイトの中身にこだわることもできる。

 しかし、そうでない人間……ネットを始めたばかりの初心者や、日常生活の片手間にネットをやっているような人たち……にとっては、サイトを形式的に更新するだけで精一杯、ハナから中身のことを考える余裕などないほうが多いのだ。
 ごく内輪向けのサイトなら、それでも……「とにかく存在し、更新されている」だけのサイトでも問題はないだろう。
 しかし、そうしたライトなネットワーカーにとって、「楽してヒット数を伸ばせる」ブログゲームの理論はまさに「骨のない魚」になりえてしまうのだ。
 基本を知らずに「アクセス数アップ」という旨みだけを知ってしまい、それに振り回されるようになってしまったら? また、自分の手には負えないほど多くのネットワーカーに対して無防備な姿をさらし、予期せぬ(もちろん、本来なら当然予期すべき)トラブルに巻き込まれたら?……あまりに哀れだと、自分は思う。

 ……結局は、これも自覚と自己責任の問題なんだけどね。

 もちろん初心者やライトユーザーだけでなく、ある程度以上のヘビーユーザーに対しても同じことは言える。
 アクセス数には全くこだわらない求道者的なスタンスの人や内輪向けに徹したサイト運営者、あるいは逆に「いかに中身が無いサイトを、いかに楽して、いかに大手に育てるか」と割り切った人なら、問題はない。
 しかし、「面白いサイトを作りたい。そして、なるべく大勢の人に見てほしい」という、2つの欲求を併せ持っている運営者なら、この問題を避けて通ることはできない。
 サイトを充実させる努力も、アクセス数を伸ばすための努力も、時間という共通のリソースを消費することに変わりはない。
 自分が捻出できる時間の中で、どれだけ効率的に両者を追及するか? また、究極的には「サイトの内容」と「来訪者数」のどちらを重視するか?
 結局は本人のバランス感覚しだいなのだ、と思う。

 この件と直接の関係はないけれど、ななめよみ。さんの過去特集、「ネットランナーの記事「3日で作れる!超人気サイト」はどうなん?」(前半および後半)も一読の価値あり。


 「ネットウォッチ」の本質的な問題点(2003/01/28)

 ……暴論になることは承知の上で、議論以前のオハナシを少々。

 ネットウォッチに限らず、「第三者による批判」という行為には、少なからず不毛さが付きまといます。
 なぜかといえば、それは他者を貶めることにより、労せずして優越感を味わう・あるいは自分自身の劣等感を一時的に解消するという、現実逃避としての意味を持ち合わせているからです。
 「自分自身の欠点を克服したり、自分を高める」のには、地道で多大な手間や労力が必要です。ところが、他人をけなすことなら誰にでもできます。
 自然、楽な方向へ流れる人ほどヲチ行為にハマりやすい、ということになるわけです。
 ……もちろん、ヲチャーをヲチしてこんな文章を書いてる私自身も同類なので、そこから抜け出さなければヤバいんですが。

 さて本題。
 一連の『テキッ娘。』騒動を眺めていて、気付いたことがあります。
 ヲチャーの多くが、『テキッ娘。』がコケる・あるいはトラブることを期待していた節があるんですよね。
 火事や絞首刑・ギロチン刑といった他人の不幸を嬉々として見物するのにも似た、野蛮で蒙昧な態度だと思います。そして、そんな形でしか自尊心を満たせない人たちは、哀れだと思います。
 たしかに『テキッ娘。』自体にも欠点や弱点が多いことは否定できないけれど、具体的な対策なり改善案は少ないですし。(それでも他のヲチスレに比べれば、有益な意見は多い方? 「少人数で始めて、新規メンバーの加入や入れ替えをイベントにする」とか)

 要するに、今回のケースで言えば。
 『テキッ娘。』や中の人を真剣に案じている人の意見は必要だけれど、そうじゃない人……「『テキッ娘。』が潰れたら別のヲチ対象を探せばいーや」とか思ってるハイエナのような連中には黙っててほしい、というのが、正直な感想です。たぶん言っても無駄だろうから、こういう話は今回限りで。


 abstract --「抽象的」なオハナシ--(2003/01/28)

 今回はVNIやテキストサイトというより、コミュニケーション全般に言えるアバウトな話。

 雑踏の中で、赤の他人が誰かを呼び止める声に返事してしまい、恥をかいた……という経験はありませんか?
 人間というのは割かし自意識過剰なもので、「自分は見られている」と考えがちなものです。
 実際には「自分が思っているほどには、他人は自分に対して関心を持っていない」(ただし、逆に「意外なところで意外な人が自分のことを見ている場合もある」)わけですが。

 また、その言葉が抽象的であればあるほど、「心当たりを覚える」可能性は高くなります。
 たとえば、あなたがサラリーマンで、初対面の占い師に「仕事のことでお悩みですね?」と言われたら、十中八九「その通り」と答えるはず。業務そのものなり職場の人間関係なりと悩みの質は違えど、「仕事のこと」で全く悩まない人など極僅かだからです。

 さて。話をネットに移せば、もう少し面倒な問題が持ち上がります。
 ウェブサイトは不特定多数の人間が閲覧するものであるため、メッセージが想定外の人に想定外の意味で伝わり、あらぬ誤解や疑心暗鬼を招く危険が高いからです。

 たとえば……とある日記サイトに、こんな一文が載ったとします。

「アレを公表してもいいんですか?」

 おそらく、そのサイトの常連さんの多くは、人には言えないような「アレ」を思い出してぞっとすることになるでしょう。当然「アレ」の内容は、人によって千差万別です。
 実は、書いた人にとってみれば、「Aさんからメールで貰った、ちょっとバカな画像」にすぎず、それを自分のサイトでネタとして使ってもいいか訊いただけ、だったのかもしれません。
 しかし、ウェブサイトという公開の場で、相手を特定せずに抽象的な表現を用いて書いた言葉は、読者それぞれに対して様々な誤解や疑心暗鬼の余地を与えてしまうことになるワケです。
 もしかしたら、脅されていると感じる人もいるかもしれません。

 これは決して仮定の話ではありません。
 顕著な例として、以前「2ch」のギャルゲーム板に『独り言スレ』というものがありました。(今も続いているかどうかは未確認)
 そこに刻まれた「抽象的で宛先不明な1行カキコ」の多くは、常駐者の多くに様々な疑念と恐怖を呼び起こしたものです。また、板全体が荒れていて他のスレでトラブルが頻発している時期でもあったので、何の裏もない独り言が意味ありげな私信や恫喝に見えたという人も多かったようです。
 自分の知りうる限りでも、ある他意のないカキコに対して「これは自分のことを言っているのではないか?」と複数の人が反応した……というケースは、何度もありました。

 現在は、テキストサイトやブログ(個人日記サイト)でも同じようなケースが散見されます。
 個人サイトの場合、2chと違って運営者がアクセス解析で閲覧者を大まかに把握していることが、暗黙の了解になっているフシがあります。もちろん閲覧者個人個人の名前や住所までは分かりませんし、せいぜいリンクの流れや文中リンク・レスなどから「サイト持ちで自分と交流を持っている常連さん」が推定できる程度ですが。
 ここで陥りがちなのは、そうした「特定の相手」に対して、サイト上で抽象的なメッセージを発してしまうことです。前述したとおり、閲覧者すべてに様々な誤解を与えてしまうので。

 また、正反対のケースもあります。
 宛先を明示すると不都合な意見(批判的な意見や中傷)の中には、対象が誰なのかを明示していない、「独り言」の形式で書かれたものが少なくありません。
 たとえ、それが面識のない大手サイトやサークルに対する批判、あるいは日常生活や社会に対する愚痴だったとしても、そうした「独り言」を読んだ「常連さん」には、やはり自分が批難されていると思う人が出てしまうことでしょう。
 これは「言いたいことや言うべきことを相手に直接伝えず、自サイトという土俵あるいは穴蔵の中だけで呟く」という、個人サイトの普及がもたらした悪弊だと思います。

 ウェブという「公開の場」での発言は、誰が見ているか、どんな意味に解釈するか、予測しきれません。
 できる限り、誤解を招くような発言には注意したほうがいい……と、個人的には思うのです。

 てなワケで、個人的なお詫びとフォローを少々。
 以前、眞深のサイト上に「リンク整理・正誤訂正や告知は更新のうちに入らないですじょ?(笑)」とか書きましたが、アレは辞めると言っときながら未だにサイトをいじり続けてる自分への言い訳にすぎません。(笑)
 他のサイトさんの更新内容に関して注文をつけているわけではないので、もしプレッシャーをかけてしまったのならゴメンなさい。

 ……因みに「閉鎖じゃなくて更新終了」と言い張ってるのは、また別の話になります。
 伝えたいこと・読んでほしい内容を残すのだから、公開を続ける以上はサイトのメンテナンスも必要……ということで。
 とか言いつつ、未だに更新したい病の発作が抜けきらない管理人でした。(駄目すぎ)


 私信(2003/01/19)

>光流桜さん(Eternal Dream In Web

 眞深のメッセージを真剣に受け止めてくださって、ありがとうございました。

 「その場限りの楽しみ」にも意義がある……という点には、同感です。実際、自分も大好きですし、色々なモノにハマったり転んだりしてますし。(笑)
 ただ……現在のネット社会では、あまりにも膨大に「一過性の情報や娯楽」が溢れすぎているため、そういう類の情報だけを求めて安易で安楽な楽しみに流され、後に何も残らない……という危険性が非常に高いのではないか?、と思ったんです。
 結局のところは、情報を選んで受け取る側のセルフコントロールやバランス感覚の問題になるわけですが。


 「VNIアンテナ2」に関して(2003/02/01)

 『ななめよみ。』さんの閉鎖に伴い、私が「バーチャルネットアイドル(VNI)アンテナ」を引き継ぎ運営させていただくことになりました。
 ばんかさん、お忙しいところ無理を言ってすみません。また、快諾していただいてありがとうございました。
 そして何より、『ななめよみ。』の運営、お疲れ様でした。

 今後は旧VNIアンテナのデータを元に再構成した「VNIアンテナ2」にて、面白いVNIの紹介や発掘に努めます。至らぬ点は多いかと思いますが、よろしくお願いします。

 早速ヲチスレで注文がついていたので、少しばかり弁解を。

>VNIアンテナって有る程度厳選したVNIブックマークを元にしたアンテナだから価値があったわけで。
>あんまり猫も杓子も追加していくようなのはどうかと思うんだが。

 引継ぎリニューアルにあたって最初に意図したのは、とにかく数多くのVNIサイトを紹介することでした。
 一発ネタや脳死状態のVNIでも、珍しいジャンルだったりネタとして見所があったり、あるいは資料的価値があると判断したものは、とりあえずリストアップしてみました。ご理解願います。
(これでも一応、調べていて見つけたサイトの半分以上は切り捨てています)

 ただし、今日の追加分は新装開店サービスみたいなものだと思ってください。明日以降、これだけ大規模な形でサイトを追加することはないと思います。

 旧VNIアンテナの「厳選ぶり」に魅力を感じていた方々には、「方針転換ゴメンナサイ」と謝っておきます。オリジナルも現存していますので、新アンテナがウザいと思ったら引き続きオリジナルをご利用下さい。

>とりあえず、閉鎖してるとこは最初のすべてってとこから外すべきだと思う。
>アンテナに更新しないサイトを登録する必要はない。

 一理あるんですが……任意のサイトを「すべて」から除外する方法が見当たらないもので。
 逆に、設定画面で「表示しない」を選んだ場合はリストから完全に消えてしまうし、自分も歯痒いです。代わりにグループ分けしたので勘弁してください。慣れれば使いやすいと思います。

 現時点では閉鎖サイトや放置・脳死状態のサイトがリスト上部に溜まっていますが、これは「旧VNIアンテナからのコンバート→眞深アンテナ1・2および自前のブックマークからサイトを追加→Googleで見つけたネタ系VNIを手当たり次第登録」という手順で作業を行った結果、なぜか最後のグループに「更新時刻=登録時刻」と誤認されてしまったものが多発したせいです。
 何日か待てば、きちんと稼動しているサイトがリスト上部へ浮かんでくるはずなので、しばらく見守ってください。
(「更新しないサイト」でも登録した理由は、前述のものに加えて別個にリンクページを作るのが面倒なため。ご容赦願います)

 なお、「様子見」の過程で、更新されているのにアンテナに認識されないサイトや、止まっているのに広告やカウンタが認識されて浮かんでしまうサイトも出てくると思います。暇を見て対処しますので、ご指摘やアドバイスよろしくお願いします。

 蛇足かもしれませんが……、
 VNIアンテナの運営目的は、あくまでも面白いVNIサイトを、より多くの人に知ってもらい見てもらうための橋渡しです。
 火事場見物が目当ての方は、ご遠慮願います。


 「VNIアンテナ2」に関して(補足)(2003/02/02)

 とりあえず謎1個解明。
 誰も登録してなかったサイトの場合は、「初めてアンテナに登録された時刻=更新時刻」になるんですね。

 「オススメ」カテゴリは、ある程度の時期を置いてから導入するかも。
 その場合は、ランク付けを固定するような形にしちゃうとカドが立ちそうなので、一定期間ごとにキーワードを設けて総入れ替えという形式にすると思います。
 たとえば……「メガネっ娘特集」とか「無生物VNI」とか?


 『 VNIのジャンル分けデータ 』(2003/02/17)

 テキストサイト『踊り子』さんの、『いままでに発表されたVNIの職業のジャンルわけ』にリンクさせていただきました。
 メールでのお知らせ、ありがとうございます。


 (2003/03/13)

 VNI専門ニュースサイト「パラレルは宝」さんと相互リンクさせていただきました(アンテナの「関連・考察」カテゴリ)。ありがとうございます。


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管理人:カタリベ (リンク及びアンリンクは、ご自由にどうぞ)


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